37PM9|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
腹腔内の消化管について誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。
公式の採点上の取扱い
全員正解
この問題のポイント
この問題では、腹腔内消化管の構造と機能が問われています。
公式正答表では本問に「※」が付き、全員正解として扱われました。これは選択肢1〜5を同時に選ぶという意味ではありません。本アプリでは誤解を避けるため記録対象外とし、解説のみ表示します。
解説
腹腔内の消化管では、消化管壁の構造、ホルモン、自律神経支配、腹膜との関係を整理しておくことが重要です。
幽門は胃の出口にあたり、十二指腸へ内容物を送り出す部分です。幽門部には幽門括約筋があり、胃内容物の排出を調節します。
ガストリンは胃のG細胞から分泌され、胃酸分泌を促進します。胃酸分泌、胃運動、胃粘膜の維持に関係する重要な消化管ホルモンです。
消化管運動は自律神経によって調節されます。一般に、副交感神経は消化管運動や消化液分泌を促進し、交感神経は抑制します。
消化管の筋層は、主に内側の輪走筋と外側の縦走筋からなります。これらはいずれも平滑筋であり、蠕動運動や分節運動に関係します。
また、腹腔内臓器の外表面は漿膜に覆われます。漿膜は腹膜と連続しており、腸間膜を介して後腹壁などへつながります。
ひっかけポイント
「誤っているもの」を探す問題では、各選択肢を独立して検討します。本問は公式に全員正解となった特別取扱問題です。
選択肢の確認
1.記述としては正しい。
幽門には幽門括約筋があります。胃内容物が十二指腸へ流出する量やタイミングを調節します。
2.記述としては正しい。
ガストリンは胃酸分泌を促進します。主に胃のG細胞から分泌され、壁細胞やECL細胞を介して胃酸分泌に関与します。
3.記述としては正しい。
副交感神経は消化管運動を促進します。迷走神経などを介して蠕動運動や分泌を高めます。
4.記述としては正しい。
輪走筋と縦走筋はいずれも平滑筋です。消化管内容物を移動させる蠕動運動に重要です。
5.記述としては正しい。
腹腔内消化管の漿膜は、腸間膜を介して腹膜に連続しています。腹膜と腸間膜は、血管や神経の通路としても重要です。
覚えるポイント
- 幽門には幽門括約筋があります。
- ガストリンは胃酸分泌を促進します。
- 副交感神経は消化管運動を促進します。
- 消化管の輪走筋と縦走筋は平滑筋です。
- 漿膜は腸間膜を介して腹膜と連続します。
- この問題では、1〜5の選択肢はいずれも記述として正しいです。