70AM001第70回 臨床検査技師国家試験 過去問

Over the counter〈OTC〉検査で実施されるのはどれか。 2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・5

正答

2、5

この問題のポイント

一般用検査薬として、利用者が自ら採取できる検体と、判定を誤った場合の危険性が比較的小さい検査を選びます。

解説

OTC検査は、医療機関を介さず一般の人が購入し、自分で検体を採取して判定する検査です。わが国の一般用検査薬では、尿を用いる検査が中心で、尿蛋白や妊娠検査薬の尿中hCGなどが該当します。

一方、採血を必要とする検査、感染症の確定や重大な告知につながる検査、専門的な精度管理・結果解釈が必要な検査は、一般用検査薬としての扱いが制限されます。陽性結果は確定診断ではないため、必要に応じて医療機関を受診することも重要です。

ひっかけポイント
家庭で使える機器があることと、一般用検査薬として承認される検査項目であることは同じではありません。

選択肢の確認

1.血 糖
誤り。
血糖測定は血液を用いる侵襲的検査であり、この設問でいうOTC検査の対象ではありません。自己血糖測定機器とは区別します。

2.尿蛋白
正しい。
尿蛋白は尿試験紙で測定でき、腎疾患などのスクリーニングに用いられる一般用検査薬の代表です。

3.中性脂肪
誤り。
中性脂肪は血液検体と分析機器を必要とし、一般用尿検査薬の対象ではありません。

4.HIV 抗体
誤り。
HIV抗体検査は感染症の診断とカウンセリングを伴う重要な検査であり、この設問のOTC検査には該当しません。

5.尿中 hCG
正しい。
尿中hCGは妊娠検査薬で測定され、一般用検査薬として広く利用されます。

覚えるポイント

  • OTC検査では、自分で安全に採取できる尿検体が中心です。
  • 尿蛋白と尿中hCGは代表的な一般用検査薬です。
  • OTC検査の陽性は確定診断ではなく、受診につなげます。
71PM10070AM002
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