70AM016第70回 臨床検査技師国家試験 過去問

僧帽弁が閉じてから大動脈弁が開くまでの心時相はどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

心室収縮開始時の弁の開閉と、心室容積が変わらない時相を理解します。

解説

僧帽弁が閉じると心室収縮が始まります。しかし、この時点では心室圧がまだ大動脈圧を超えていないため、大動脈弁は開きません。すべての弁が閉じたまま心室圧だけが上昇する期間が等容収縮期です。

その後、左室圧が大動脈圧を超えると大動脈弁が開き、駆出期へ移行します。等容期では流入も流出もないため、心室容積は変化しません。

選択肢の確認

1.急速流入期
誤り。
急速流入期は僧帽弁が開き、拡張早期に血液が心室へ流入する時相です。

2.駆出期
誤り。
駆出期は大動脈弁が開いた後、心室から大動脈へ血液が駆出される時相です。

3.心房収縮期
誤り。
心房収縮期は拡張末期に心房収縮で心室充満を補う時相です。

4.等容弛緩期
誤り。
等容弛緩期は大動脈弁閉鎖後から僧帽弁開放までで、心室圧が低下する時相です。

5.等容収縮期
正しい。
僧帽弁閉鎖から大動脈弁開放まで、全弁が閉じて心室圧が上昇するため等容収縮期です。

覚えるポイント

  • 僧帽弁閉鎖から大動脈弁開放までは等容収縮期です。
  • 大動脈弁閉鎖から僧帽弁開放までは等容弛緩期です。
  • 等容期は心室容積が変化しません。
70AM01570AM017
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