71AM003|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
DNA 合成酵素はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
DNA複製に関与する酵素の役割を、合成・切断・連結・ほどきで区別します。
解説
DNA鎖を鋳型として、相補的なデオキシリボヌクレオチドを順次付加する酵素がDNAポリメラーゼです。DNA合成は既存の3′末端へ5′から3′方向に進みます。
複製には、二本鎖をほどくヘリカーゼ、RNAプライマーを作るプライマーゼ、岡崎フラグメントをつなぐリガーゼなども必要ですが、「DNAを合成する酵素」はポリメラーゼです。
選択肢の確認
1.リガーゼ
誤り。
リガーゼはDNA鎖の切れ目をホスホジエステル結合で連結します。新しいDNA鎖を伸長する主酵素ではありません。
2.ヘリカーゼ
誤り。
ヘリカーゼはATPを利用してDNA二本鎖をほどき、複製フォークを形成します。
3.イソメラーゼ
誤り。
イソメラーゼは分子内の構造を異性化する酵素群で、DNA鎖の合成酵素ではありません。
4.ポリメラーゼ
正しい。
ポリメラーゼは鋳型に相補的なヌクレオチドを付加し、DNA鎖を合成します。
5.エンドヌクレアーゼ
誤り。
エンドヌクレアーゼは核酸鎖の内部を切断します。制限酵素などが含まれます。
覚えるポイント
- DNA合成はポリメラーゼです。
- ヘリカーゼはほどく、リガーゼはつなぐ、ヌクレアーゼは切る酵素です。
- DNAポリメラーゼは5′から3′方向へ鎖を伸長します。