71AM011|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
カットオフ値が用いられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
連続量の基準範囲と、陽性・陰性を分けるカットオフ値を区別します。
解説
カットオフ値は、測定値を陽性群と陰性群、あるいは高リスク群と低リスク群に分類するための判定境界です。腫瘍マーカーであるCEAでは、臨床目的に応じたカットオフ値を設定して判定します。
一方、AST、LD、クレアチニン、ナトリウムのような一般生化学検査は、通常は健常者集団に基づく基準範囲と比較して解釈します。カットオフ値は感度と特異度のバランスを考慮して決められます。
選択肢の確認
1.AST
誤り。
ASTは肝・筋などの細胞障害を反映する酵素で、通常は基準範囲との比較で解釈します。
2.CEA
正しい。
CEAは腫瘍マーカーで、陽性・陰性の判定境界としてカットオフ値が用いられます。
3.LD
誤り。
LDは組織障害を反映する酵素で、通常は基準範囲や経時変化を評価します。
4.クレアチニン
誤り。
クレアチニンは腎機能評価に用い、基準範囲やeGFRと併せて解釈します。
5.ナトリウム
誤り。
ナトリウムは体液・浸透圧の評価項目で、基準範囲や緊急報告閾値と比較します。
覚えるポイント
- カットオフ値は陽性・陰性を分ける境界です。
- 基準範囲は健常者集団の分布を表します。
- カットオフ設定では感度と特異度がトレードオフになります。