71PM050第71回 臨床検査技師国家試験 過去問

創傷治癒で正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

一次治癒と二次治癒を、創縁の接合・肉芽形成・瘢痕量で区別します。

解説

二次的治癒は、創縁が離開している、組織欠損が大きい、汚染や壊死を伴う場合にみられます。欠損部を豊富な肉芽組織で埋め、創収縮と上皮化によって修復するため、一次治癒より炎症が強く、治癒に時間がかかり、瘢痕も大きくなります。

一次治癒は清潔な切開創などで創縁が接している場合で、肉芽形成と瘢痕は比較的少量です。

選択肢の確認

1.ケロイドは柔らかい組織である。
誤り。
ケロイドは過剰な膠原線維増生からなる硬い隆起性瘢痕で、柔らかい組織ではありません。

2.肉芽組織には毛細血管が乏しい。
誤り。
肉芽組織は新生毛細血管、線維芽細胞、炎症細胞に富みます。

3.創傷面が小さいほど瘢痕が形成されやすい。
誤り。
創傷面が小さく創縁が接合しているほど一次治癒となり、瘢痕は小さくなります。

4.二次的治癒では肉芽組織に依存して創傷が修復される。
正しい。
二次的治癒では豊富な肉芽組織を形成して組織欠損を埋めるため、正しい記述です。

5.一次的治癒は異物や細菌で汚染された創傷の治癒である。
誤り。
一次的治癒は清潔で創縁が近接する創に典型的です。異物や細菌で汚染された創ではありません。

覚えるポイント

  • 一次治癒は創縁接合・肉芽少量・瘢痕小です。
  • 二次治癒は肉芽組織と創収縮に依存します。
  • 肉芽組織は毛細血管と線維芽細胞に富みます。
71PM04971PM051
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