71PM049|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
上腹部の単純 CT 画像(第 12 胸椎の高さの横断面)とその模式図(別冊No. 10)を 別に示す。 矢印で示す臓器はどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
上腹部横断CTで左右・前後を確認し、大きな実質臓器である肝臓を同定します。
解説
CT横断像は通常、患者を足側から見上げる向きで表示されるため、画像の左側が患者の右側です。第12胸椎レベルの上腹部で、患者右上腹部の大部分を占める均一な実質臓器は肝臓です。提示図の矢印はこの領域を示しています。
大動脈は椎体前方に円形構造として、脾臓は患者左上腹部に、胃は内部ガスや内容物を伴う管腔臓器として識別します。
画像で見るポイント
椎体を基準に左右を決め、実質臓器か管腔臓器か、位置と形を照合します。
選択肢の確認
1.胃
誤り。
胃は管腔臓器で、ガスや内容物を含むことが多く、矢印の大きな均一実質臓器ではありません。
2.肝 臓
正しい。
矢印は患者右上腹部を占める大きな実質臓器である肝臓を示します。
3.心 臓
誤り。
心臓はより頭側に位置し、この第12胸椎レベルの矢印部ではありません。
4.脾 臓
誤り。
脾臓は患者左側、画像では右側に位置する比較的小さな実質臓器です。
5.大動脈
誤り。
大動脈は椎体前方にみえる円形の血管で、矢印の広い実質領域とは異なります。
覚えるポイント
- 横断CTでは画像左が患者右です。
- 肝臓は右上腹部の大部分を占めます。
- 大動脈は椎体前方の円形構造です。