72AM034|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
酵素法でクレアチニンを測定する際に用いられるのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・5
正答
3、5
この問題のポイント
酵素法クレアチニン測定の反応系列を理解します。
解説
代表的な酵素法では、クレアチニンをクレアチニナーゼでクレアチンへ、クレアチナーゼでサルコシンへ変換し、さらにサルコシンオキシダーゼでグリシン、ホルムアルデヒド、過酸化水素へ変換します。生成した過酸化水素を発色反応で測定します。
このため、クレアチニナーゼとサルコシンオキシダーゼが正答です。
選択肢の確認
1.ウリカーゼ
誤りです。
ウリカーゼは尿酸測定に用いる酵素です。
2.乳酸脱水素酵素
誤りです。
乳酸脱水素酵素は乳酸・ピルビン酸系や各種共役反応に用いますが、この反応系列の中心ではありません。
3.クレアチニナーゼ
正しいです。
クレアチニナーゼはクレアチニンをクレアチンへ加水分解します。
4.リンゴ酸脱水素酵素
誤りです。
リンゴ酸脱水素酵素はAST測定の共役反応などに用いられます。
5.ザルコシンオキシダーゼ
正しいです。
ザルコシンオキシダーゼはサルコシンを酸化し、測定に利用する過酸化水素を生成します。
覚えるポイント
- クレアチニン→クレアチン→サルコシンの順に反応します。
- クレアチニナーゼとサルコシンオキシダーゼを用います。
- 最終的な過酸化水素の発色を測る方法が代表的です。