72AM041|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
アミラーゼで誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
α-アミラーゼが切断するグリコシド結合を確認します。
解説
α-アミラーゼはデンプンやグリコーゲンの内部にあるα-1,4-グリコシド結合を加水分解するエンド型酵素です。分岐点のα-1,6結合は切断できないため、限界デキストリンが残ります。
活性にはCl−が必要で、唾液腺型と膵型のアイソザイムがあります。低分子酵素のため腎から排泄され、腎不全では血清値が上昇し得ます。
選択肢の確認
1.Cl‑ で活性化される。
記述としては正しいです。
Cl−はα-アミラーゼの活性化因子です。
2.加水分解酵素である。
記述としては正しいです。
グリコシド結合を水解する加水分解酵素です。
3.α‑1,6‑グリコシド結合を切断する。
正答。記述としては誤りです。
α-アミラーゼが切断するのはα-1,4結合であり、α-1,6分岐結合は切断できません。
4.唾液腺型は膵型より高分子量である。
記述としては正しいです。
唾液腺型は糖鎖修飾などにより膵型より分子量がやや大きいとされます。
5.腎不全では血清アミラーゼ値が上昇する。
記述としては正しいです。
腎排泄低下により腎不全で血清アミラーゼが上昇します。
覚えるポイント
- アミラーゼはα-1,4結合を切断します。
- α-1,6結合は切断できません。
- 腎不全では排泄低下で血清値が上昇します。