72AM042|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
インドシアニングリーン〈ICG〉試験で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
ICG試験の実施条件と、評価する肝機能を整理します。
解説
ICGは静脈内投与後、血中で蛋白と結合し、肝細胞に取り込まれて代謝を受けず胆汁中へ排泄されます。早朝空腹時・安静状態で実施し、通常は投与15分後の血中停滞率〈ICGR15〉などを評価します。
肝血流、肝細胞取り込み、胆汁排泄能を反映しますが、アルブミンや凝固因子のような肝合成能を直接測る検査ではありません。ICGは光に不安定なので遮光が必要です。
選択肢の確認
1.早朝空腹時に行う。
正しいです。
早朝空腹時に安静を保って実施するのが基本です。
2.ICG を経口投与する。
誤りです。
ICGは経口ではなく静脈内投与します。
3.ICG は光に安定である。
誤りです。
ICGは光で分解されるため、試料や溶液は遮光して扱います。
4.肝合成能の評価に用いられる。
誤りです。
主に肝血流・取り込み・排泄能を評価し、肝合成能そのものの検査ではありません。
5.ICG 投与から 1 時間後に採血を行う。
誤りです。
代表的には投与15分後に採血して停滞率を求め、1時間後のみの採血ではありません。
覚えるポイント
- ICGは静注し、15分停滞率を評価します。
- 肝血流・取り込み・胆汁排泄能を反映します。
- ICGは遮光し、早朝空腹時に行います。