113A015|第113回 歯科医師国家試験 過去問
顔面部の骨表示CT横断像(別冊No. 1A)と冠状断像(別冊No. 1B)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b
この問題のポイント
翼口蓋窩に開く孔を、位置と交通先から識別します。正円孔は中頭蓋窩から翼口蓋窩へ開きます。
解説
画像の矢印は、蝶形骨大翼を前後に貫き、翼口蓋窩の上後方へ開く左右の正円孔を示しています。正円孔には三叉神経第2枝である上顎神経が通り、中頭蓋窩と翼口蓋窩を交通させます。CTでは正円形の骨性管腔として左右対称に追えることが識別点です。
画像の確認
実画像では、横断像Aで蝶形骨洞の外側に左右対称の小円形骨孔が矢印で示されています。冠状断像Bでも、眼窩尖端より下内側、翼口蓋窩上部へ連なる管腔として同じ構造を確認できます。
選択肢の確認
a.棘孔
誤り。卵円孔の後外側に位置し、中硬膜動脈などが通ります。画像の孔より後外側です。
b.正円孔
正しい。中頭蓋窩と翼口蓋窩を結び、上顎神経が通過します。
c.破裂孔
誤り。頭蓋底内面で蝶形骨・側頭骨・後頭骨の間にあり、位置と形が異なります。
d.卵円孔
誤り。正円孔より後外側にあり、下顎神経などが通ります。
e.頸静脈孔
誤り。後頭蓋窩に位置し、内頸静脈や第IX〜XI脳神経が通る大きな孔です。
覚えるポイント
正円孔=V2=翼口蓋窩、卵円孔=V3=側頭下窩、棘孔=中硬膜動脈、と交通先・内容物をセットで覚えます。
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