113A029|第113回 歯科医師国家試験 過去問
歯科用コーンビームCTで確認できるのはどれか。4つ選べ。
4つ選択
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正解: b・c・d・e
正答
b、c、d、e
この問題のポイント
歯科用コーンビームCTは硬組織を三次元的に評価します。形態変化を伴う所見は確認できますが、血流という生理状態は直接評価できません。
解説
CBCTは歯や顎骨を薄い断層像として多方向から観察でき、二次元画像で重なりやすい歯根吸収、複雑な根管形態、破折線、頰舌側皮質骨欠損の評価に有用です。ただし垂直性歯根破折は金属アーチファクトや亀裂幅の影響で描出できないこともあり、臨床所見と併せます。歯髄充血は血管反応であり、形態画像で直接診断できません。
選択肢の確認
a.歯髄充血
誤り。歯髄の血流増加という機能的変化で、CBCTの形態像から直接確認できません。
b.歯根外部吸収
正しい。根面の陥凹や吸収範囲を三次元的に把握できます。
c.樋状根の形態
正しい。横断像などから根・根管の連続した溝状形態を評価できます。
d.垂直性歯根破折
正しい。条件が良ければ破折線や周囲骨吸収を多断面で確認できます。
e.フェネストレーション
正しい。根面の一部が歯槽骨で覆われない限局性骨開窓を頰舌側断面で確認できます。
覚えるポイント
CBCTが得意なのは硬組織の三次元形態。充血・痛み・歯髄生活反応などの機能評価は、診査や別の検査が必要です。
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