113A030|第113回 歯科医師国家試験 過去問
高齢のうつ病患者によくみられるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: c・d
正答
c、d
この問題のポイント
高齢者のうつ病では悲哀の訴えだけでなく、不安、焦燥、身体症状、認知機能低下として現れることが多い点を押さえます。
解説
高齢者うつ病では、落ち着かなさや将来への強い不安、いらいらしてじっとしていられない焦燥感が目立つことがあります。食欲低下、睡眠障害、心気的訴え、意欲低下、仮性認知症様の認知機能低下も重要です。幻覚を伴う精神病性うつ病はあり得ますが「よくみられる」中核所見ではなく、パニック症状も別の病態です。
選択肢の確認
a.幻聴
誤り。重症の精神病性うつ病で出現することはありますが、高齢者うつ病に一般的な所見ではありません。
b.振戦
誤り。Parkinson病、薬剤、甲状腺機能異常などを考える運動症状で、うつ病の代表所見ではありません。
c.不安
正しい。病気や生活への過度な心配として前面に出やすい症状です。
d.焦燥感
正しい。落ち着かず、そわそわする精神運動性焦燥がしばしばみられます。
e.パニック症状
誤り。急激な動悸・呼吸困難・強い恐怖を反復するパニック発作を指し、うつ病の一般的特徴とは別です。
覚えるポイント
高齢者うつ病は「不安・焦燥・身体愁訴・認知機能低下」が目立ちやすい。認知症や身体疾患、薬剤の影響との鑑別も必要です。
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