119A001第119回 歯科医師国家試験 過去問

全身管理医学・全身疾患

在宅復帰を目指してリハビリテーションを行う施設はどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: c

正答

c

この問題のポイント

介護老人保健施設は、病状が安定した要介護者にリハビリテーションや介護を提供し、在宅復帰を支援する施設です。各施設の主目的を区別します。

解説

介護保険施設には役割の異なる複数の施設があります。介護老人保健施設は、病院での急性期治療を終えた後などに、医学的管理の下でリハビリテーション、看護、介護を行い、家庭での生活へ戻ることを目標とします。

一方、介護老人福祉施設は常時介護が必要な人の生活の場、介護医療院は長期的な医療と生活支援を一体的に提供する場です。施設名ではなく、在宅復帰支援か、長期療養か、生活介護かを見分けることが重要です。

選択肢の確認

a.介護医療院
誤り。
介護医療院は、長期にわたり療養が必要な要介護者へ医療と介護、生活支援を一体的に提供する施設です。在宅復帰リハビリテーションを中心目的とする施設ではありません。

b.介護老人福祉施設
誤り。
介護老人福祉施設は、常時介護を必要とし、在宅生活が困難な要介護者に生活介護を提供する施設です。一般に特別養護老人ホームと呼ばれます。

c.介護老人保健施設
正しい。
介護老人保健施設は、医学的管理下でリハビリテーションや介護を行い、利用者の在宅復帰と在宅生活の継続を支援します。

d.介護療養型医療施設
誤り。
介護療養型医療施設は長期療養を必要とする要介護者への医療・介護を目的としていた施設で、在宅復帰支援を主目的とする介護老人保健施設とは役割が異なります。

e.認知症高齢者グループホーム
誤り。
認知症高齢者グループホームは、認知症の人が少人数で共同生活を送りながら介護を受ける居住サービスです。集中的な在宅復帰リハビリテーション施設ではありません。

覚えるポイント

  • 在宅復帰を目標とする施設は介護老人保健施設です。
  • 介護老人福祉施設は生活介護、介護医療院は長期療養を中心とします。
  • 施設問題では、対象者と施設の主目的を対応させます。

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