119B025|第119回 歯科医師国家試験 過去問
全身管理医学・全身疾患
認知症の中核症状はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・e
正答
a、e
この問題のポイント
認知症の中核症状には、記憶障害、見当識障害、失語・失行・失認、遂行機能障害などが含まれます。
解説
中核症状は脳の認知機能障害から直接生じ、認知症の多くで基盤となる症状です。失語は言語機能の障害、見当識障害は時間・場所・人物の把握が困難になる状態です。
妄想、抑うつ、興奮、徘徊などは行動・心理症状〈BPSD〉に分類されます。せん妄は急性発症で変動する注意・意識障害であり、認知症患者に併発しやすいものの中核症状ではありません。
選択肢の確認
a.失 語
正しい。
失語は言葉の理解や表出が障害される高次脳機能障害で、認知症の中核症状に含まれます。
b.妄 想
誤り。
妄想は認知症の行動・心理症状〈BPSD〉に含まれます。
c.せん妄
誤り。
せん妄は急性に発症し日内変動する注意・意識障害で、認知症の中核症状ではありません。
d.抑うつ
誤り。
抑うつはBPSDとしてみられることがありますが、中核症状ではありません。
e.見当識障害
正しい。
見当識障害は時間、場所、人物などを正しく把握できない状態で、認知症の中核症状です。
覚えるポイント
- 中核症状は記憶障害、見当識障害、失語・失行・失認などです。
- 妄想・抑うつはBPSDです。
- せん妄は急性発症・変動性が特徴です。