113B033|第113回 歯科医師国家試験 過去問
画像検査を実施する際に医療従事者の感染リスクが最も高いのはどれか。1つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
医療従事者の感染リスクは、患者との距離だけでなく、血液・体液に曝露する侵襲的操作の有無で考えます。造影CTでは静脈路確保と造影剤注入が必要です。
解説
造影CTでは、留置針による静脈路確保、造影剤注入、抜針と止血を行います。この過程には針刺し、血液付着、接続部からの漏れなど血液媒介感染への曝露機会があります。そのため標準予防策、鋭利器材の安全な廃棄、血液汚染時の適切な対応が必要です。
他の選択肢は通常、体表からの撮像または非侵襲的な検査であり、血管穿刺を伴いません。超音波検査では接触感染対策が必要ですが、本問の比較では造影CTの血液曝露リスクが最も高くなります。
選択肢の確認
a.造影CT
正しい。静脈路確保と造影剤注入を伴い、針刺しや血液曝露の機会があります。
b.単純MRI
誤り。造影を行わない単純MRIは通常、血管穿刺を必要としません。
c.超音波検査
誤り。患者に近接しプローブを接触させますが、通常の体表検査では血液曝露を伴いません。
d.嚥下造影検査
誤り。造影物を嚥下させる検査で飛沫対策は必要ですが、通常は静脈穿刺を行いません。
e.パノラマエックス線撮影
誤り。口腔に位置決め器具を用いるため接触感染対策は必要ですが、非侵襲的です。
覚えるポイント
- 感染リスク比較では針・血液・体液への曝露機会を確認します。
- 造影CTでは静脈路確保が加わります。
- すべての患者に標準予防策を適用します。
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