113C031|第113回 歯科医師国家試験 過去問
頭部血管造影側面像(別冊No. 4)を別に示す。舌動脈はどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d
この問題のポイント
外頸動脈の枝は、起始位置と走行先で同定します。舌動脈は舌骨大角付近から前方へ向かい、舌へ分布します。
解説
舌動脈は外頸動脈の前方枝で、上甲状腺動脈の上方、顔面動脈の下方付近から分岐します。側面血管造影では、外頸動脈から前方へ出て舌骨上を弓状に走り、舌へ向かう血管を追います。分岐をほとんど出さず頭蓋底へ上行する内頸動脈や、より上方で水平に走る顎動脈と区別します。
画像の確認
実画像では、ウが頸部から頭蓋底へ太く上行する内頸動脈、オが外頸動脈の下方枝、アが上方で前方へ走る太い枝として描出されています。エは外頸動脈から分かれて前下方へ弓状に走り、舌方向へ向かうため舌動脈に一致します。
選択肢の確認
a.ア
誤り。
上方で前方へ太く走る顎動脈に相当し、舌動脈ではありません。
b.イ
誤り。
顔面方向へ上行する枝で、舌骨上を舌へ向かうエとは走行が異なります。
c.ウ
誤り。
分枝を出さず頭蓋底へ上行する内頸動脈です。
d.エ
正しい。
外頸動脈前面から分岐し、舌へ向かう弓状走行を示す舌動脈です。
e.オ
誤り。
外頸動脈のより下方から分かれる上甲状腺動脈系の枝で、舌動脈ではありません。
覚えるポイント
- 舌動脈は外頸動脈の前方枝です。
- 側面像では分岐の高さと舌へ向かう前方走行を追います。
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