113C034|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

個人トレーを用いた遊離端欠損部の機能印象で行うのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: d・e

正答

d、e

この問題のポイント

遊離端欠損の機能印象では、義歯床辺縁を機能運動に合わせ、適度な流動性の印象材で支持粘膜を記録します。

解説

遊離端義歯は歯と粘膜で被圧変位量が異なるため、顎堤粘膜を機能的状態に近づけて記録することが重要です。個人トレー辺縁をモデリングコンパウンドで形成し、ミディアムタイプのシリコーン印象材で粘膜面を採得します。全面への遁出孔や厚いスペーサーは印象圧を逃がし、機能印象の目的に合いません。

選択肢の確認

a.トレー全面の遁出孔の付与
誤り。
全面に遁出孔を設けると印象圧が過度に逃げるため、遊離端部の機能印象には適しません。

b.レストシート部のストッパーの適合
誤り。
レスト部を単なるストッパーとして強く適合させる操作は、本問の機能印象で選ぶ中心操作ではありません。

c.トレー顎堤粘膜面のスペーサーの付与
誤り。
遊離端顎堤面に広くスペーサーを置くと粘膜への機能圧を記録しにくくなります。

d.モデリングコンパウンドによる辺縁封鎖
正しい。
モデリングコンパウンドで筋・小帯の運動に調和した辺縁を形成します。

e.ミディアムタイプのシリコーンゴム印象材の使用
正しい。
適度な粘度をもつミディアムタイプで顎堤粘膜を機能的に記録します。

覚えるポイント

  • 遊離端機能印象は辺縁形成と適切な印象圧が鍵です。
  • モデリングコンパウンド+ミディアムシリコーンを対応させます。

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