113C035|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯内療法学

根管の特定に有用なのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: c・d

正答

c、d

この問題のポイント

根管の見落としを防ぐには、拡大して直接観察する方法と、三次元的に根管形態を把握する画像法が有用です。

解説

歯科用実体顕微鏡は髄床底の色調差、発育溝、根管口を拡大・照明下で確認できます。歯科用コーンビームCTは通常の二次元エックス線では重なる根管や複雑な根形態を三次元的に評価できます。ただし被ばくを伴うため、必要性を判断して撮影します。電気歯髄診は生活反応、トランスイルミネーションは亀裂などの評価が中心です。

選択肢の確認

a.超音波診断装置
誤り。
一般的な超音波診断装置は軟組織や血流評価に用い、歯内の細い根管特定には適しません。

b.電気歯髄診断器
誤り。
歯髄の知覚反応を調べる装置で、根管口の位置を示しません。

c.歯科用実体顕微鏡
正しい。
拡大視野と同軸照明で髄床底や根管口を直接確認できます。

d.歯科用コーンビームCT
正しい。
根・根管の三次元形態を把握し、追加根管の探索に役立ちます。

e.トランスイルミネーター
誤り。
透過光で歯冠亀裂などを見つけるのに有用ですが、根管形態の特定が主目的ではありません。

覚えるポイント

  • 根管探索は実体顕微鏡、複雑な三次元形態はCBCTが有用です。
  • CBCTは診断利益と被ばくを比較して選択します。

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