114A013|第114回 歯科医師国家試験 過去問
毛の脇腹を用いるブラッシング法はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: d
正答
d
この問題のポイント
歯ブラシの毛先ではなく、毛束の側面である毛の脇腹を歯肉と歯頸部へ当てるのはスティルマン法です。
解説
スティルマン法では、毛先を根尖方向へ向けて歯軸に対しおよそ45度に置き、毛束の一部を歯肉、一部を歯頸部に当てます。軽く圧迫して振動を加えるため、毛の脇腹による歯肉への刺激と歯頸部の清掃が特徴です。歯肉退縮などがある部位で、歯肉を傷つけない適切な圧で行います。
これに対してバス法は毛先を歯肉溝へ向け、スクラッビング法は毛先を歯面へ直角に近く当てて小刻みに動かします。ブラッシング法は、毛束の向き、当てる部位、動かし方の3点で識別します。
選択肢の確認
a.バス法
誤り。
毛先を根尖側へ約45度傾けて歯肉溝へ挿入し、小刻みに振動させる方法です。主に毛先を用います。
b.縦みがき法
誤り。
歯ブラシを縦方向に動かして歯面を清掃する方法で、毛の脇腹を用いることが識別点ではありません。
c.フォーンズ法
誤り。
上下歯を咬合させ、歯面へ毛先を当てて大きな円を描くように磨きます。
d.スティルマン法
正しい。
毛束を歯肉と歯頸部へ当て、毛の脇腹で軽く圧迫・振動させます。
e.スクラッビング法
誤り。
毛先を歯面へほぼ直角に当て、短い往復運動で清掃する方法です。
覚えるポイント
- スティルマン法=毛の脇腹です。
- バス法=歯肉溝へ毛先と対比します。
- 毛束の角度、接触部位、運動方向を組み合わせて覚えます。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。