114B074|第114回 歯科医師国家試験 過去問
皮膚に貼付した表面電極で筋電図を記録できるのはどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: a・b・c
正答
a、b、c
この問題のポイント
表面筋電図は、皮膚表面に近く電位を導出しやすい筋に用います。咀嚼・開口関連筋では、咬筋、側頭筋、顎二腹筋が該当し、深部の翼突筋には適しません。
解説
表面筋電図では、筋腹上の皮膚へ電極を貼付し、多数の運動単位から得られる電位を記録します。非侵襲的で反復測定しやすく、咬筋や側頭筋の咬みしめ時活動、顎二腹筋前腹を含む舌骨上筋群の開口・嚥下時活動などを評価できます。
外側翼突筋と内側翼突筋は深部に位置し、表面電極では周囲筋の信号が混入して選択的に記録できません。これらを個別に評価する場合は、解剖学的位置を確認して針電極やワイヤ電極を筋内へ留置する必要があります。表面筋電図では皮膚抵抗、電極位置、クロストークにも注意します。
選択肢の確認
a.咬筋
正しい。下顎枝外側の皮下に位置し、表面電極で活動を記録できます。
b.側頭筋
正しい。側頭部で浅層に位置し、前部などの筋活動を表面から記録できます。
c.顎二腹筋
正しい。前腹は顎下部から表面電極で記録でき、開口や嚥下時の評価に用います。
d.外側翼突筋
誤り。深部に位置し、表面電極では選択的な筋活動を記録できません。
e.内側翼突筋
誤り。下顎枝内側の深部に位置するため、通常は表面電極の対象になりません。
覚えるポイント
- 表面筋電図は浅在筋を非侵襲的に記録します。
- 咬筋、側頭筋、顎二腹筋前腹は表面導出が可能です。
- 翼突筋の選択的記録には筋内電極が必要です。
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