114C008|第114回 歯科医師国家試験 過去問
我が国において口腔悪性腫瘍のうち扁平上皮癌の占める割合はどれか。1つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
口腔悪性腫瘍の病理組織型では、口腔粘膜の重層扁平上皮に由来する扁平上皮癌が圧倒的に多く、およそ90%を占めます。「口腔癌の組織型」と「全癌症に占める口腔癌の頻度」を混同しないことが大切です。
解説
口腔悪性腫瘍には、扁平上皮癌のほか、小唾液腺由来の腺系癌、悪性リンパ腫、肉腫、悪性黒色腫などがあります。しかし、口腔の被覆上皮は重層扁平上皮であるため、扁平上皮癌が約90%を占めます。舌縁、口底、歯肉などに生じ、治りにくい潰瘍、硬結、外向性腫瘤、白斑や紅斑を呈することがあります。
選択肢の確認
a.約1%
誤り。扁平上皮癌は口腔悪性腫瘍のごく少数ではありません。
b.約10%
誤り。腺系癌やリンパ腫などその他の組織型を合わせた側に近い割合です。
c.約30%
誤り。口腔悪性腫瘍における扁平上皮癌の占有率を過小評価しています。
d.約60%
誤り。扁平上皮癌は過半数にとどまらず、大多数を占めます。
e.約90%
正しい。我が国の口腔悪性腫瘍の約90%は扁平上皮癌です。
覚えるポイント
- 口腔悪性腫瘍の約90%は扁平上皮癌です。
- 2週間以上持続する潰瘍や硬結は、悪性腫瘍を含めた評価が必要です。
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