115D019第115回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

大腿四頭筋に存在する筋紡錘からの求心性ニューロンの細胞体があるのはどれ か。 1つ選べ。

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正解: e

正答

e

この問題のポイント

筋紡錘から中枢へ情報を送るのは一次求心性ニューロンです。体幹・四肢の一次感覚ニューロンの細胞体は脊髄神経節にあります。

解説

筋紡錘は筋の長さとその変化を検出する固有受容器です。大腿四頭筋の筋紡錘から出るIa群・II群求心性線維の細胞体は、後根にある脊髄神経節に位置する偽単極性ニューロンです。

末梢突起は筋紡錘へ、中心突起は後根から脊髄へ入ります。膝蓋腱反射ではIa求心性線維が脊髄前角のα運動ニューロンへ興奮を伝え、大腿四頭筋を収縮させます。

選択肢の確認

a.脊髄前角
誤り。
脊髄前角には骨格筋を支配するα運動ニューロンなどの細胞体があります。筋紡錘からの一次求心性ニューロンの細胞体ではありません。

b.脊髄側角
誤り。
脊髄側角には主に自律神経節前ニューロンの細胞体があります。

c.脊髄後角
誤り。
脊髄後角は感覚情報を受ける介在ニューロンや二次ニューロンが存在する部位です。一次求心性ニューロンの細胞体は脊髄外にあります。

d.交感神経幹
誤り。
交感神経幹の神経節には交感神経節後ニューロンの細胞体があります。体性求心性線維の細胞体ではありません。

e.脊髄神経節
正しい。
大腿四頭筋の筋紡錘から情報を伝える一次求心性ニューロンの細胞体は、後根の脊髄神経節にあります。

覚えるポイント

  • 体幹・四肢の一次感覚ニューロンの細胞体は脊髄神経節にあります。
  • 筋紡錘は筋長とその変化を検出します。
  • 前角は体性運動、側角は自律神経、後角は感覚情報の中継に関係します。

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