116A021|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
咀嚼機能を評価するための間接的検査法はどれか。3 つ選べ。
3つ選択
解答・解説を見る
正解: b・c・d
正答
b、c、d
この問題のポイント
咀嚼能力そのものを粉砕・溶出で測る直接法と、咬合力や運動など関連機能から推定する間接法を区別します。
解説
咀嚼機能の直接的検査は、試験食品を実際に咀嚼させ、粉砕度や溶出量を測定して咀嚼能力を評価します。篩分法とグルコース溶出量測定が代表です。
間接的検査は、咀嚼能力に関係する咬合力、下顎運動、咬合接触状態などを測定し、機能を推定します。したがって咬合力測定、下顎運動記録、咬合接触検査が該当します。
ひっかけポイント
食品を実際に咀嚼した結果を測るか、それを支える機能を測るかで分類します。
選択肢の確認
a.篩分法
誤り。
篩分法は試験食品を咀嚼させ、粉砕された粒子をふるい分けて評価する直接的検査です。
b.咬合力測定
正しい。
咬合力測定は咀嚼を支える力を測る間接的検査です。
c.下顎運動記録
正しい。
下顎運動記録は咀嚼運動の経路やリズムなどを測定する間接的検査です。
d.咬合接触検査
正しい。
咬合接触検査は接触面積や接触部位を評価し、咀嚼機能を間接的に推定します。
e.グルコース溶出量測定
誤り。
グルコース溶出量測定はグミゼリーなどを咀嚼し、溶出したグルコース量から咀嚼能力を直接評価します。
覚えるポイント
- 直接法は篩分法とグルコース溶出量測定です。
- 間接法は咬合力、下顎運動、咬合接触の評価です。
- 試験食品の咀嚼結果を測るかどうかで見分けます。