116B016|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
レーザー齲蝕診断装置に使用されるレーザーの波長はどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: b
正答
b
この問題のポイント
レーザー齲蝕診断装置は、齲蝕部から生じる蛍光を利用する装置です。
解説
代表的なレーザー蛍光強度測定装置では、波長655 nmの赤色半導体レーザーを照射し、齲蝕関連物質が発する蛍光を測定します。数値は齲蝕の存在や進行度を判断する補助情報であり、視診、エックス線検査、リスク評価と組み合わせて用います。
選択肢の確認
a.455 nm
誤り。
455 nmは青色光の領域で、代表的な655 nmレーザー齲蝕診断装置の波長ではありません。
b.655 nm
正しい。
655 nmの赤色半導体レーザーがレーザー蛍光強度測定に用いられます。
c.1.064 μm
誤り。
1.064 μmはNd:YAGレーザーの代表的波長で、軟組織処置などに用いられます。
d.2.94 μm
誤り。
2.94 μmはEr:YAGレーザーの波長で、水への吸収が大きく硬組織・軟組織処置に用いられます。
e.10.6 μm
誤り。
10.6 μmはCO2レーザーの代表的波長で、水に強く吸収され主に軟組織処置に用いられます。
覚えるポイント
- レーザー齲蝕診断装置は655 nm。
- Nd:YAGは1.064 μm、Er:YAGは2.94 μm、CO2は10.6 μm。
- 蛍光測定値だけで確定診断せず、他の検査と統合する。