116B017第116回 歯科医師国家試験 過去問

歯科医学総合総合問題

下顎の残存歯の歯式を示す。 6 5 4 3 4 5 7 Kennedy の分類はどれか。1 つ選べ。

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正解: c

正答

c

この問題のポイント

Kennedy分類では、最も後方にある欠損部で基本分類を決め、その他の欠損部数を類として数えます。

解説

残存歯式では、一側に最後方残存歯より遠心の遊離端欠損があるため基本分類はKennedyⅡ級です。さらに、反対側の中間欠損と前歯部の欠損という独立した欠損部が2か所あるため、2類となります。欠損歯数ではなく、独立した欠損部の数を数える点が重要です。

歯式の読み方
最初に「最後方の欠損が両側遊離端か、片側遊離端か、両側支台歯間か」を確認します。その後、基本分類を決めた欠損以外の独立した欠損部数を修正分類として数えます。

画像の確認

実画像では、下顎の残存歯が一側で6・5・4・3、反対側で4・5・7として歯式上に示されている。一側の最後方残存歯より遠心に遊離端欠損があり、さらに前歯部と反対側臼歯部に独立した中間欠損が2か所あるため、Kennedy II級2類と数えられる。

選択肢の確認

a.Ⅰ級2 類
誤った組合せです。
Ⅰ級は両側性遊離端欠損です。本症例の基本となる遊離端欠損は片側性です。

b.Ⅱ級1 類
誤った組合せです。
基本分類はⅡ級ですが、追加の独立した欠損部は1か所ではなく2か所あります。

c.Ⅱ級2 類
正しい組合せです。
片側性遊離端欠損でⅡ級、さらに独立した欠損部が2か所あるためⅡ級2類です。

d.Ⅲ級2 類
誤った組合せです。
Ⅲ級は最も後方の欠損部が前後の残存歯に挟まれた中間欠損である場合です。本症例には片側遊離端があります。

e.Ⅳ級
誤った組合せです。
Ⅳ級は正中を越える単一の前歯部欠損で、後方欠損を伴う場合はⅣ級にはなりません。

覚えるポイント

  • Ⅰ級は両側遊離端、Ⅱ級は片側遊離端、Ⅲ級は中間欠損、Ⅳ級は正中を越える単一前歯欠損。
  • 基本分類は最も後方の欠損部で決める。
  • 類は欠損歯数ではなく独立した追加欠損部数。

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