116B078|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
舌尖が生じるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
舌の発生は、舌前方部、舌後方部、喉頭蓋付近で由来する鰓弓が異なります。
解説
舌尖を含む舌体、すなわち舌前方3分の2は、主として第一鰓弓由来の外側舌隆起から形成されます。一般知覚を下顎神経の枝である舌神経が担当することも、第一鰓弓由来と対応します。味覚は鼓索神経が担当するため、発生由来と神経支配を分けて覚えます。
選択肢の確認
a.第一鰓弓
正しい。
第一鰓弓の外側舌隆起が癒合して舌前方3分の2を形成し、舌尖もここに含まれます。
b.第二鰓弓
誤り。
第二鰓弓由来の隆起は発生途中で第三鰓弓由来組織に覆われ、舌尖を形成しません。
c.第三鰓弓
誤り。
第三鰓弓は主として舌後方3分の1の形成に関与します。
d.第四鰓弓
誤り。
第四鰓弓は舌根後方から喉頭蓋付近の形成に関与します。
e.第五鰓弓
誤り。
第五鰓弓はヒトでは退縮的で、舌尖形成には関与しません。
覚えるポイント
- 舌前方3分の2は第一鰓弓。
- 舌後方3分の1は主に第三鰓弓。
- 喉頭蓋付近は第四鰓弓。