116D014|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
慢性化した口腔カンジダ症に関連してみられるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
口腔カンジダ症は急性の白苔だけでなく、慢性化すると上皮の肥厚を伴う病型を示します。
解説
慢性カンジダ症では、カンジダの持続感染に対する上皮反応として過角化や上皮肥厚が生じ、白色で厚みのある病変となることがあります。代表が慢性肥厚性カンジダ症です。
水疱やアフタはカンジダ症の基本病変ではありません。硬結や知覚鈍麻がある場合は悪性腫瘍や神経浸潤など別の病態も考えます。
選択肢の確認
a.硬 結
誤り。硬結は浸潤性悪性病変などで重要な所見で、慢性カンジダ症に特有ではありません。
b.水 疱
誤り。水疱はウイルス性疾患や自己免疫性水疱症などでみられます。
c.アフタ
誤り。アフタは境界明瞭な有痛性潰瘍であり、カンジダ症の典型像ではありません。
d.知覚鈍麻
誤り。知覚鈍麻は神経障害や腫瘍浸潤などを疑う所見です。
e.粘膜肥厚
正しい。慢性化した口腔カンジダ症では過角化・上皮増生による粘膜肥厚がみられます。
覚えるポイント
- 慢性肥厚性カンジダ症では白色病変と粘膜肥厚を認めます。
- 擦過で除去できる偽膜性病変との違いを意識します。
- 硬結や知覚鈍麻は悪性病変の警告所見です。