117B079|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
歯科医師が身元確認のために作成するのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
身元確認では、生前と死後の歯科所見を比較できるよう、歯の状態を体系的に記録したデンタルチャートを作成します。
解説
デンタルチャートには、現在歯、欠損歯、修復物、補綴装置、根管治療、歯の形態異常などを歯式に沿って記録します。歯科所見は個人差が大きく、エックス線画像や診療録と組み合わせることで身元確認に有用です。
災害時や身元不明遺体の確認では、生前歯科情報と死後歯科情報を標準化して照合します。
選択肢の確認
a.診療録
誤り。
診療録は診療経過全体を記録する文書ですが、身元確認のために所見を整理して作成するものはデンタルチャートです。
b.死体検案書
誤り。
死体検案書は死亡の事実や死因などを記載する文書で、歯科所見の照合表ではありません。
c.死亡診断書
誤り。
死亡診断書は診療中の患者の死亡について医師または歯科医師が一定条件で作成する文書で、身元確認用ではありません。
d.診断用模型
誤り。
診断用模型は歯列形態の記録になりますが、身元確認時に標準的に作成する記録はデンタルチャートです。
e.デンタルチャート
正しい。
デンタルチャートに歯式、修復物、欠損などを記録し、生前資料と照合します。
覚えるポイント
- 身元確認ではデンタルチャートを作成する。
- 修復物や根管治療は個人識別性が高い。
- 生前資料と死後所見を照合する。