117C013|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
イオンチャネルを遮断するのはどれか。1 つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
局所麻酔薬は神経細胞膜の電位依存性Na+チャネルを遮断し、活動電位の伝導を抑制します。
解説
プロピトカイン塩酸塩はアミド型局所麻酔薬です。非解離型で神経膜を通過した後、細胞内で解離した陽イオン型がNa+チャネルに結合し、Na+流入を抑えて脱分極と興奮伝導を遮断します。
他の薬物は、受容体の調節、遺伝子発現、蛋白合成、プロスタグランジン産生などを標的とします。
選択肢の確認
a.ミダゾラム
誤り。
ミダゾラムはGABA A受容体の作用を増強して鎮静・抗不安作用を示します。
b.プレドニゾロン
誤り。
プレドニゾロンは細胞内グルココルチコイド受容体に作用し、炎症関連遺伝子の発現を調節します。
c.プロピトカイン塩酸塩
正しい。
プロピトカイン塩酸塩は電位依存性Na+チャネルを遮断する局所麻酔薬です。
d.ミノサイクリン塩酸塩
誤り。
ミノサイクリン塩酸塩は細菌の30Sリボソームに作用して蛋白合成を阻害します。
e.ロキソプロフェンナトリウム水和物
誤り。
ロキソプロフェンナトリウム水和物はシクロオキシゲナーゼを阻害し、プロスタグランジン産生を抑制します。
覚えるポイント
- 局所麻酔薬は電位依存性Na+チャネルを遮断する。
- Na+流入が抑えられると活動電位が伝わらない。
- プロピトカインはアミド型局所麻酔薬。