117C035第117回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学生理・生化学・薬理

ポリファーマシーの予防に役立つのはどれか。3 つ選べ。

3つ選択
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正解: a・c・e

正答

a、c、e

この問題のポイント

ポリファーマシー予防では、薬を飲みやすくするだけでなく、処方内容を一元化し、重複・相互作用・不要薬を見直す仕組みが必要です。

解説

お薬手帳は複数の医療機関・薬局の処方を一覧化し、重複投薬や相互作用の確認に役立ちます。診療情報提供書は疾患、検査、治療、服薬情報を医療機関間で共有し、処方の分断を防ぎます。薬剤師との連携では、服薬状況、副作用、残薬、処方意図を確認し、減薬や処方整理につなげます。

一包化と服薬カレンダーは服薬アドヒアランスの改善には有用ですが、薬剤数や不適切処方そのものを減らす手段ではありません。

選択肢の確認

a.お薬手帳
正しい。
お薬手帳により処方内容を一元的に把握し、重複投薬や相互作用を発見しやすくなります。

b.薬の一包化
誤り。
薬の一包化は服用しやすくしますが、薬剤数を減らしたり不適切処方を見直したりする方法ではありません。

c.診療情報提供書
正しい。
診療情報提供書による医療機関間の情報共有は、処方の重複や見落としの予防に役立ちます。

d.服薬カレンダー
誤り。
服薬カレンダーは飲み忘れ防止に有用ですが、ポリファーマシーの原因となる処方自体を整理するものではありません。

e.薬剤師との連携
正しい。
薬剤師との連携により、残薬、副作用、相互作用、服薬実態を評価し、処方適正化につなげます。

覚えるポイント

  • ポリファーマシーは薬剤数だけでなく不利益との関係で考える。
  • お薬手帳と診療情報提供書で処方を可視化する。
  • 薬剤師を含む多職種連携で処方を見直す。

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