117C040|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科補綴学
完成した上顎ブリッジの口腔内試適後の写真(別冊No. 12A)と口腔内装着後の写 真(別冊No. 12B)を別に示す。 患者への口腔清掃指導で正しいのはどれか。1 つ選べ。

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正解: b
正答
b
この問題のポイント
ブリッジ装着後は、ポンティック基底面と支台装置隣接面のプラーク除去が重要です。
解説
ブリッジは患者自身で取り外せない固定性補綴装置です。通常の歯ブラシだけではポンティック下や連結部周囲へ届きにくいため、歯間ブラシ、スーパーフロス、フロススレッダーなどを形態に応じて使います。
歯間ブラシは歯間空隙やポンティック下へ側方から挿入し、粘膜を傷つけない適切な太さを選びます。歯磨剤の使用を一律に禁止する必要はありません。
画像の確認
実画像では、上顎の固定性ブリッジが左右臼歯部まで連結され、ポンティック下や連結部に通常の歯ブラシが届きにくい空隙が写っている。装置を外す構造ではなく補助清掃具を通す形態であるため、歯間ブラシ使用を指導する正答bに対応する。
選択肢の確認
a.「歯磨剤は使わないでください」
誤り。
歯磨剤は種類と使用量に配慮しますが、一律に使用禁止とする必要はありません。
b.「歯間ブラシを使用してください」
正しい。
歯間ブラシを用いてポンティック下や支台歯隣接面のプラークを除去します。
c.「右上を浮かせて清掃してください」
誤り。
固定性ブリッジの一部を浮かせて清掃することはできません。
d.「右上を取りはずして清掃してください」
誤り。
患者が固定性ブリッジを取り外して清掃することはできません。
e.「白い部分に歯ブラシをあてないでください」
誤り。
白い前装部も含め、材質に適した方法で表面を清掃する必要があります。
覚えるポイント
- 固定性ブリッジは患者自身で取り外せない。
- ポンティック下は歯間ブラシやスーパーフロスで清掃する。
- 清掃用具は空隙と補綴装置形態に合わせる。