117D037|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
口腔癌のTNM 分類で、頸部リンパ節における節外浸潤〈節外進展〉を示すのは どれか。1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
TNM分類では、原発腫瘍はT、所属リンパ節はN、遠隔転移はMで表します。頸部リンパ節の節外進展はN3bに反映されます。
解説
節外進展は、リンパ節内の転移癌がリンパ節被膜を越えて周囲組織へ浸潤した状態です。予後不良因子であり、口腔癌のN分類で重要な要素です。
T4a・T4bは原発腫瘍の局所進展、M1は遠隔転移を示します。N3aは大きなリンパ節転移であっても節外進展陰性の区分で、節外進展陽性はN3bです。
選択肢の確認
a.T4a
誤り。T4aは原発腫瘍が隣接組織へ進展した局所進行を示すT分類です。
b.T4b
誤り。T4bはさらに高度な局所浸潤を示すT分類です。
c.N3a
誤り。N3aは大きな所属リンパ節転移で節外進展陰性の区分です。
d.N3b
正しい。N3bは所属リンパ節転移に臨床的な節外進展を伴う場合を含みます。
e.M1
誤り。M1は遠隔転移ありを示します。
覚えるポイント
- Tは原発腫瘍、Nは所属リンパ節、Mは遠隔転移。
- 節外進展はリンパ節被膜外への浸潤。
- 口腔癌で節外進展を示すN分類はN3b。