117D056|第117回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生
口腔粘膜の血管を収縮させるノルアドレナリンを神経伝達物質としているのは どれか。1 つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
自律神経の神経伝達物質は、節前・節後で区別します。血管収縮を起こすノルアドレナリンは主に交感神経節後線維から放出されます。
解説
交感神経節前線維と副交感神経節前線維は、いずれもアセチルコリンを放出します。副交感神経節後線維も主にアセチルコリンを用います。
交感神経節後線維の多くはノルアドレナリンを放出し、血管平滑筋のα1受容体を刺激して血管収縮を起こします。例外として汗腺を支配する交感神経節後線維はアセチルコリンを用います。
選択肢の確認
a.運動神経線維
誤り。骨格筋を支配する運動神経終末ではアセチルコリンが放出されます。
b.交感神経節前線維
誤り。交感神経節前線維の神経伝達物質はアセチルコリンです。
c.交感神経節後線維
正しい。交感神経節後線維の多くはノルアドレナリンを放出し、血管収縮を起こします。
d.副交感神経節前線維
誤り。副交感神経節前線維はアセチルコリンを放出します。
e.副交感神経節後線維
誤り。副交感神経節後線維も主にアセチルコリンを放出します。
覚えるポイント
- 自律神経節前線維は交感・副交感ともACh。
- 交感神経節後線維の多くはNA。
- 汗腺支配の交感神経節後線維はAChという例外。