118A043|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科補綴学
部分床義歯の構成要素で二次固定が得られるのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: c・e
正答
c、e
この問題のポイント
二次固定は、連結子やプレートが複数歯の舌面に接触し、歯列を一体化して動揺を抑える効果です。
解説
Kennedyバーはリンガルバーと連続鉤を組み合わせた二重舌側連結子で、前歯舌面へ接触して支持・固定効果を得ます。
リンガルプレートは下顎前歯の舌面を広く被覆し、複数歯を連結するため二次固定が得られます。歯周支持が低下した歯列や、将来の歯の追加が予想される場合にも用います。
選択肢の確認
a.パラタルバー
誤り。
上顎の大連結子ですが、歯面を広く被覆して複数歯を固定する構造ではありません。
b.リンガルバー
誤り。
下顎の代表的な大連結子で、歯肉縁から離して設置します。歯面に接触しないため二次固定は得にくい構造です。
c.Kennedy バー
正しい。
連続鉤が前歯舌面へ接触し、複数歯を連結して二次固定を与えます。
d.パラタルプレート
誤り。
上顎口蓋を広く被覆して支持・剛性を得ますが、本問でいう歯列の二次固定を得る代表構造ではありません。
e.リンガルプレート
正しい。
下顎前歯の舌面を広く被覆し、複数歯を一体化して動揺を抑えます。
覚えるポイント
- 二次固定は歯面に接触して複数歯を連結することで得られます。
- Kennedyバーとリンガルプレートが代表です。
- リンガルバーは清掃性に優れますが、歯面に接触しません。