118A042|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯周病学
歯肉のマッサージ効果が高いブラッシング法はどれか。3 つ選べ。
3つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c・e
正答
a、c、e
この問題のポイント
毛先を歯肉辺縁や歯間部へ当て、振動や回転を加える方法は、プラーク除去とともに歯肉への刺激を与えます。
解説
バス法は毛先を歯軸に対して約45度で根尖方向へ向け、歯肉溝に軽く挿入して小刻みに振動させます。チャーターズ法は毛先を咬合面方向へ向け、歯間部や歯肉へ振動を与えます。
スティルマン改良法は毛先を歯肉と歯頸部に置き、振動後に歯冠方向へ回転させるため、歯肉マッサージ効果が高い方法です。
選択肢の確認
a.バス法
正しい。
歯肉溝付近へ毛先を当てて振動させるため、辺縁歯肉へのマッサージ効果があります。
b.フォーンズ法
誤り。
上下の歯を咬合させ、唇頰側面を大きな円運動で磨く簡便な方法です。小児などに適しますが、本問で求める高いマッサージ効果をもつ代表法ではありません。
c.チャーターズ法
正しい。
毛先を咬合面方向へ向けて歯間部へ押し込み振動させ、歯肉への刺激を与えます。
d.スクラッビング法
誤り。
毛先を歯面に直角に当てて小刻みに水平運動させる方法で、主眼は平滑面のプラーク除去です。
e.スティルマン改良法
正しい。
歯肉と歯頸部に毛先を置き、振動と回転を組み合わせるため、歯肉マッサージ効果が高くなります。
覚えるポイント
- マッサージ効果が高いのはバス法、チャーターズ法、スティルマン改良法です。
- 毛先の向きと動かし方をセットで覚えます。
- 炎症や術後状態に合わせて適切な方法を選びます。