118A073第118回 歯科医師国家試験 過去問

歯科医学総合総合問題

早期死体現象はどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: a・d

正答

a、d

この問題のポイント

死後早期には、循環停止と筋代謝の変化により死斑死体硬直が出現します。腐敗による変化は後期死体現象です。

解説

死斑は、循環停止後に血液が重力で身体の低い側へ移動して生じる皮膚の色調変化です。体位、経過時間、圧迫の有無を考慮して評価します。

死体硬直はATPの枯渇によりアクチンとミオシンの結合が解除できなくなり、筋が硬くなる現象です。

選択肢の確認

a.死 斑
正しい。
死後早期に出現する代表的変化で、血液の重力性沈下によって生じます。

b.腐敗網
誤り。
腐敗によって皮下静脈が網目状に見える後期死体現象です。

c.自家融解
誤り。
細胞内酵素による組織分解で、死後変化の一つですが、本問で問う代表的な早期死体現象には含めません。

d.死体硬直
正しい。
死後のATP枯渇により筋が硬直する早期死体現象です。

e.皮下出血
誤り。
生前または死戦期の外力で血管が破綻して生じる損傷所見で、通常の死体現象ではありません。

覚えるポイント

  • 早期死体現象は死斑、死体硬直、死体冷却です。
  • 腐敗網は後期死体現象です。
  • 死斑と皮下出血は成因が異なります。

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