118B020|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
3 歳児の歯科診療における医療面接で正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・e
正答
b、e
この問題のポイント
3歳児の医療面接では、保護者から発育・既往・生活状況を聴取しながら、患児本人にも年齢に合わせて関わります。
解説
幼児では病歴の多くを保護者から聴取しますが、患児を無視してはいけません。視線の高さを合わせ、短く分かりやすい言葉を使い、安心できる関係をつくります。
発育状況、既往歴、服薬、アレルギー、歯科受診経験、食習慣、口腔習癖などを確認します。開かれた質問で自由に話してもらい、必要に応じて閉じた質問で具体化します。
小児歯科でのポイント
年齢だけでなく、発達段階、理解力、気質、過去の医療経験を踏まえてコミュニケーション方法を選びます。
選択肢の確認
a.開放的な環境で行う。
誤り。
医療面接は周囲の騒音や視線を避け、落ち着いて話せる環境で行います。開放的で注意が散りやすい環境が適切とは限りません。
b.患児の発育状況を尋ねる。
正しい。
身体・精神・言語・社会性の発育状況は、行動調整や診療計画を立てるうえで重要な情報です。
c.開かれた質問を用いない。
誤り。
開かれた質問は、保護者の主訴や心配を自由に語ってもらうために有用です。開かれた質問を全く用いないのは不適切です。
d.保護者と患児を分離する。
誤り。
3歳児では通常、保護者の同席が安心につながります。分離は患児の発達や行動をみて個別に判断し、一律には行いません。
e.患児と視線を合わせて会話する。
正しい。
患児と視線の高さを合わせて話すことで威圧感を減らし、信頼関係をつくりやすくなります。
覚えるポイント
- 保護者から発育状況と生活背景を聴取します。
- 患児と視線を合わせ、年齢に応じた言葉で話します。
- 開かれた質問と閉じた質問を使い分けます。