118B069|第118回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科公衆衛生・予防歯科
神経性調節によって適刺激に対する受容器の感度が変わるのはどれか。 1 つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
筋紡錘はγ運動ニューロンによる神経性調節を受け、筋の長さ変化に対する感度を変化させます。
解説
筋紡錘は骨格筋内の錘内筋線維からなる固有感覚受容器で、筋長と伸張速度を検出します。γ運動ニューロンが錘内筋線維の両端を収縮させると、中央の感覚部が張り、筋が短縮しているときでも感度を保てます。
α運動ニューロンとγ運動ニューロンが協調して活動するα-γ連関により、姿勢と筋緊張が調節されます。
生理学のポイント
筋紡錘は筋長、腱器官は筋張力を主に検出します。
選択肢の確認
a.筋紡錘
正しい。
筋紡錘はγ運動ニューロンの支配を受け、適刺激である筋伸張に対する感度が調節されます。
b.Krause 小体
誤り。
Krause小体は冷覚などとの関連が説明される皮膚・粘膜の感覚受容器で、γ運動ニューロンによる感度調節を受けません。
c.Pacinian 小体
誤り。
Pacinian小体は速い振動や深部圧を受容する機械受容器で、受容器自体の感度を運動神経が調節する代表ではありません。
d.Meissner 小体
誤り。
Meissner小体は軽い触覚や低周波振動を受容する皮膚の機械受容器です。
e.Ruffini 神経終末
誤り。
Ruffini神経終末は皮膚伸展や持続圧などを受容しますが、γ運動ニューロンによる感度調節の代表ではありません。
覚えるポイント
- 筋紡錘は筋長と伸張速度を検出します。
- γ運動ニューロンが筋紡錘の感度を調節します。
- Golgi腱器官は筋張力を検出します。