118C014|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
歯科訪問診療でMRSA 陽性患者の口腔衛生管理実施後に、最初に取り外す個人 用防護具はどれか。1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
個人用防護具は、汚染度が高く周囲を汚染しやすいものから外します。処置後のグローブは最も汚染されていると考えます。
解説
口腔衛生管理後のグローブ表面には、唾液、血液、微生物が付着している可能性があります。まずグローブを外し、手指衛生を行ってから、他の防護具を汚染しないように順序を守って脱ぎます。
MRSA陽性という情報にかかわらず、すべての患者に標準予防策を適用します。訪問診療では清潔区域と汚染区域を意識し、使用物品の回収と環境清拭まで計画します。
感染対策上のポイント
PPEを外す操作そのものが自己汚染の機会です。外側の汚染面に素手で触れないようにします。
選択肢の確認
a.ガウン
誤り。ガウンも汚染されますが、通常は最も汚染されたグローブを先に外してから処理します。
b.マスク
誤り。マスクは顔面に近く、他の汚染されたPPEを外した後に、前面へ触れずに外します。
c.キャップ
誤り。キャップは飛散物から頭髪を守りますが、最初に外すPPEではありません。
d.グローブ
正しい。処置部位に直接触れたグローブが最も汚染されているため、最初に外します。
e.ゴーグル
誤り。ゴーグルは飛沫で汚染される可能性がありますが、グローブを外して手指衛生を行った後、つるやストラップを持って外します。
覚えるポイント
- PPEはグローブから外します。
- 各脱衣段階で手指衛生を意識します。
- MRSA陽性患者にも標準予防策を基本として対応します。