118C015第118回 歯科医師国家試験 過去問

歯科医学総合総合問題

客観的に定量化できるのはどれか。1 つ選べ。

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正解: b

正答

b

この問題のポイント

検査結果を数値として直接表せる機能と、症状や観察所見を区別します。咬断能力は標準化した試料と測定法で定量できます。

解説

咬断能力は、一定の食品や試験試料を咬ませ、破断できる硬さ、粒子の粉砕度、溶出したグルコース量などを測定して数値化できます。したがって、治療前後や経時変化を客観的に比較できます。

歯痛は患者の主観的体験です。舌運動や発話明瞭度、嚥下所見も尺度化できる場合はありますが、設問では直接的な物理量として客観的に定量できる咬断能力が最も適切です。

ひっかけポイント
評価尺度を付けられることと、機能を物理的に直接測定できることを区別します。

選択肢の確認

a.歯 痛
誤り。歯痛は患者が感じる主観的症状であり、数値尺度で評価しても痛みそのものを客観的に直接測定するものではありません。

b.咬断能力
正しい。咬断能力は標準試料を用い、破断可能な硬さや粉砕結果などから客観的に定量できます。

c.喉頭侵入
誤り。喉頭侵入は嚥下内視鏡や嚥下造影で観察できますが、この設問で求める代表的な直接定量機能は咬断能力です。

d.舌の可動性
誤り。舌の可動性は観察や運動範囲で評価しますが、単一の標準的な物理量として直接表すものではありません。

e.発声言語の明瞭度
誤り。発声言語の明瞭度は聴取者による評価や正答率で評価できますが、評価者の影響を受けるため、咬断能力ほど直接的な客観測定ではありません。

覚えるポイント

  • 咬断能力は標準試料を用いて定量できます。
  • 歯痛は主観的症状です。
  • 数値尺度による評価と物理量の直接測定を区別します。

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