118D002|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
模型計測中の写真(別冊No. 1)を別に示す。 計測しているのはどれか。1 つ選べ。

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正解: d
正答
d
この問題のポイント
模型計測では、歯列弓と歯槽基底弓、さらに長径と幅径を区別します。計測器の接触点と測定方向を確認することが重要です。
解説
歯槽基底弓長径は、歯槽基底部を基準として前後方向の長さを評価する計測です。歯冠の位置だけでなく、歯を支持する顎骨基底部の前後的な大きさを把握するために用います。
画像の確認
実画像では、上顎模型に模型計測器を当て、後方の基準線から前方歯槽基底部までを前後方向に測っている。歯冠間の横幅や個々の歯冠幅ではなく、歯槽基底弓の前後的な長さを読む配置であり、歯槽基底弓長径を示す。
選択肢の確認
a.歯列弓長径
誤り。
歯列弓長径は歯冠列を基準に前後方向の長さを測ります。歯槽基底部を基準とする計測とは異なります。
b.歯列弓幅径
誤り。
歯列弓幅径は左右の対応する歯冠部間を横方向に測ります。設問の計測は長径です。
c.歯冠近遠心幅径
誤り。
歯冠近遠心幅径は1歯の近心面から遠心面までの最大幅を測る計測で、歯列弓全体の前後径ではありません。
d.歯槽基底弓長径
正しい。
歯槽基底弓長径は歯槽基底部を基準とした前後方向の計測であり、設問の操作に該当します。
e.歯槽基底弓幅径
誤り。
歯槽基底弓幅径は歯槽基底部の左右方向の広がりを測るため、前後方向の長径とは異なります。
覚えるポイント
- 歯列弓は歯冠列、歯槽基底弓は歯を支持する顎骨基底部を基準にします。
- 長径は前後方向、幅径は左右方向です。
- 画像問題では、計測器の先端が接している解剖学的基準点を確認します。