118D011|第118回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生
正常な血管内皮はどれか。1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
血管内面を覆う血管内皮は、薄い単層扁平上皮です。物質交換と血流維持に適した構造を理解します。
解説
血管内皮細胞は1層に並ぶ扁平な細胞で、血液と組織の間の物質交換、血管透過性、凝固・線溶、血管収縮・拡張の調節に関与します。毛細血管では特に薄い構造がガスや栄養物の交換に適しています。
重層上皮は機械的刺激への防御、立方・円柱上皮は分泌や吸収などに適しています。
選択肢の確認
a.移行上皮
誤り。
移行上皮は尿路系にみられ、伸展に適応する上皮です。
b.重層扁平上皮
誤り。
重層扁平上皮は皮膚や口腔粘膜などにみられ、機械的刺激に対する保護に適します。
c.単層円柱上皮
誤り。
単層円柱上皮は消化管などにみられ、吸収や分泌に関与します。
d.単層扁平上皮
正しい。
血管内皮は単層扁平上皮で、血液との物質交換や血管機能の調節を行います。
e.単層立方上皮
誤り。
単層立方上皮は腎尿細管や小型腺管などにみられます。
覚えるポイント
- 血管内皮は単層扁平上皮です。
- 薄い構造は物質交換に適しています。
- 内皮は凝固、炎症、血管収縮・拡張にも関与します。