118D077第118回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

60 歳の女性。① ① ② 3 ④ ブリッジの審美不良を主訴として来院した。診察の 結果、ジルコニアを用いたブリッジを製作することとした。CAD による補綴装置 のデザイン時の画像(別冊No. 31A)、治療過程の口腔内写真(別冊No. 31B)及び最 終補綴装置装着時の口腔内写真(別冊No. 31C)を別に示す。 B で確認すべきなのはどれか。3 つ選べ。

118D077の問題画像
3つ選択
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正解: b・c・d

正答

b、c、d

この問題のポイント

ジルコニアブリッジのフレーム試適段階では、完成前に修正すべき適合、隣接接触、清掃空隙を確認します。

解説

フレーム試適では、支台歯への適合、浮きやガタつき、隣接面接触、ポンティック周囲の鼓形空隙と清掃性を確認します。これらに問題があると、完成後の修正が難しくなります。

色調適合性は陶材築盛・ステイン・グレーズ後に評価します。レイヤリング部の咬合接触も、上部形態が完成した段階で確認します。

画像の確認

実画像Bは、陶材を築盛する前の白色ジルコニアフレームを支台歯へ試適した段階である。この時点で確認できるのは隣接接触関係、フレーム自体の適合、ポンティック下を含む鼓形空隙の清掃性であり、最終色調やレイヤリング部の咬合はCの完成後に評価する。

選択肢の確認

a.色調適合性
誤り。
色調適合性は最終的な陶材築盛やステイン後に評価し、フレーム試適段階の中心項目ではありません。

b.隣接接触関係
正しい。
隣接接触関係は装着時の位置決めと食片圧入防止に関わるため、フレーム試適時に確認します。

c.フレームの適合
正しい。
フレームの支台歯への適合は補綴装置の予後に直結するため、必ず確認します。

d.鼓形空隙の清掃性
正しい。
鼓形空隙が清掃可能な形態かを確認し、ブリッジ周囲のプラーク停滞を防ぎます。

e.レイヤリング部の咬合接触
誤り。
レイヤリング部の咬合接触は陶材築盛後に確認する項目で、フレーム段階では評価できません。

覚えるポイント

  • フレーム試適では適合、隣接接触、清掃性を確認します。
  • 色調と最終咬合は完成形に近い段階で評価します。
  • 完成後に修正しにくい事項を早い段階で確認します。

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