118D079第118回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

フレームワークの写真(別冊No. 33)を別に示す。 支台装置について正しいのはどれか。3 つ選べ。

118D079の問題画像
3つ選択
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正解: a・b・e

正答

a、b、e

この問題のポイント

写真の支台装置は、支持・把持・維持の各要素を機能的に組み合わせ、遊離端義歯の回転時に支台歯へ加わる側方力を減らす設計です。

解説

部分床義歯の支台装置では、レストが支持、隣接面板などが把持・誘導、維持腕が維持を担います。適切なガイドプレーンと支台装置は義歯の着脱方向を規制します。

遊離端義歯が沈下・回転するとき、支台装置が支台歯を強く把持し続けると有害なトルクが生じます。応力解放型の設計では、義歯の回転に伴って維持部が歯面から離れ、支台歯負担を軽減します。

画像の確認

実画像では、両側遊離端義歯のフレームワークにレスト、隣接面板、維持腕からなる支台装置が組み込まれている。近遠心的なガイド面と隣接面板が着脱方向を規制し、機能時には各構成要素が独立して支持・把持・維持を担いながら支台歯への過大な回転力を逃がす形態である。

選択肢の確認

a.義歯の着脱方向が規制される。
正しい。
ガイドプレーンと隣接面板などにより、義歯の着脱方向が規制されます。

b.機能時の支台歯への負担を軽減する。
正しい。
応力解放機構により、機能時に遊離端義歯が回転しても支台歯への側方負担を軽減できます。

c.把持部は食片圧入防止機能に関与しない。
誤り。
把持部は義歯の水平方向の安定だけでなく、隣接面の封鎖や食片圧入防止にも関与します。

d.隣接面板の高さを減じると義歯の回転量が少なくなる。
誤り。
隣接面板の高さを減じると義歯の自由な回転が増える方向となり、回転量が少なくなるとはいえません。

e.3 つの構成部分はそれぞれが独立して支持、把持、維持の役割を担う。
正しい。
レスト、把持部、維持部は、それぞれ支持、把持、維持という主な役割を分担します。

覚えるポイント

  • 支台装置は支持・把持・維持から構成されます。
  • ガイドプレーンは着脱方向を規制します。
  • 遊離端義歯では支台歯へのトルク軽減が重要です。

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