119B077|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
アフタ性口内炎に有効なのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c
正答
a、c
この問題のポイント
アフタ性口内炎には、炎症を抑える デキサメタゾンの局所投与や、症状に応じて漢方薬の 半夏瀉心湯が用いられます。
解説
再発性アフタ性口内炎は、境界明瞭な浅い有痛性潰瘍を反復する病態です。治療は疼痛軽減と治癒促進を目的とし、口腔用副腎皮質ステロイド製剤を局所投与します。半夏瀉心湯は口内炎への適応をもち、症状や患者背景に応じて用いられます。
ウイルス、真菌、細菌の感染症ではないため、病原体に対する抗微生物薬を 一律に選びません。難治性・多発性では全身疾患や栄養欠乏も評価します。
選択肢の確認
a.半夏瀉心湯
正しい。
半夏瀉心湯は口内炎に用いられる漢方薬で、症状改善を目的に使用されます。
b.アシクロビル
誤り。
アシクロビルは単純ヘルペスウイルスや水痘・帯状疱疹ウイルス感染に用いる抗ウイルス薬です。アフタ性口内炎には適応しません。
c.デキサメタゾン
正しい。
デキサメタゾンは副腎皮質ステロイドで、口腔用軟膏などとして炎症と疼痛を抑えます。
d.アムホテリシンB
誤り。
アムホテリシンBは口腔カンジダ症などに用いる抗真菌薬です。
e.アモキシシリン水和物
誤り。
アモキシシリン水和物は細菌感染症に用いる抗菌薬で、非感染性のアフタ性口内炎には使用しません。
覚えるポイント
- アフタ性口内炎には局所ステロイドを用います。
- 半夏瀉心湯も口内炎に用いられます。
- ヘルペス・カンジダ・細菌感染との鑑別が重要です。