119C017第119回 歯科医師国家試験 過去問

社会歯科公衆衛生・予防歯科

病診連携として病院が地域の診療所のかかりつけ歯科医師に依頼するのはどれ か。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: b

正答

b

この問題のポイント

病院が地域のかかりつけ歯科医師へ依頼する代表的な病診連携は、手術前後の周術期の口腔機能管理です。

解説

周術期口腔機能管理では、手術、化学療法、放射線療法などを安全に実施するため、感染源の除去、口腔衛生管理、義歯や動揺歯の確認、粘膜炎への対応などを行います。

病院歯科だけで完結せず、地域の歯科診療所が術前・退院後の管理を担うことで、継続的な医科歯科連携が可能になります。

選択肢の確認

a.特定保健指導
誤り。
特定保健指導は特定健康診査の結果に基づく生活習慣改善支援で、病院からかかりつけ歯科医師へ依頼する代表的病診連携ではありません。

b.周術期の口腔機能管理
正しい。
病院は手術前後の感染予防や口腔機能維持のため、地域のかかりつけ歯科医師へ周術期口腔機能管理を依頼します。

c.感染制御チーム〈ICT〉の活動
誤り。
ICTは院内の感染対策チームであり、地域診療所へ依頼する個別の病診連携業務ではありません。

d.3 歳児歯科健康診査の結果に基づく歯科保健指導
誤り。
3歳児歯科健康診査後の保健指導は母子保健・地域保健の活動です。

e.介護予防事業における口腔機能の向上プログラムの実施
誤り。
介護予防事業の口腔機能向上プログラムは市町村の地域支援事業などで行われます。

覚えるポイント

  • 周術期口腔機能管理は重要な病診連携です。
  • 目的は術後感染、肺炎、粘膜障害、歯の損傷などの予防です。
  • 退院後も地域歯科で継続管理します。

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