119C029第119回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学生理・生化学・薬理

周術期の口腔健康管理の目的はどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: b・d

正答

b、d

この問題のポイント

周術期の口腔健康管理は、口腔内細菌による術後肺炎の予防と、動揺歯・補綴装置による気管挿管時の歯の損傷予防に役立ちます。

解説

全身麻酔や大手術の前には、感染源、歯周炎、口腔清掃状態、動揺歯、鋭縁、義歯・補綴装置を確認します。専門的口腔衛生管理によって口腔内細菌量を減らし、術後肺炎や創部感染のリスク低減を図ります。

また、挿管時に損傷しやすい動揺歯や補綴装置を事前に把握し、必要な処置と麻酔科への情報共有を行います。

選択肢の確認

a.手術時間の短縮
誤り。
口腔健康管理の直接的な目的は手術時間そのものを短縮することではありません。

b.術後肺炎の予防
正しい。
口腔内細菌を減らし、誤嚥や挿管に関連する術後肺炎の予防を図ります。

c.ポリファーマシーの予防
誤り。
ポリファーマシーの予防は薬剤管理の課題であり、周術期口腔健康管理の主要目的ではありません。

d.気管挿管時の歯の損傷予防
正しい。
動揺歯や補綴装置を評価し、気管挿管時の破折・脱落・誤嚥を予防します。

e.服薬アドヒアランスの向上
誤り。
服薬アドヒアランス向上は重要ですが、周術期口腔健康管理の直接的目的ではありません。

覚えるポイント

  • 周術期口腔管理は術後肺炎の予防に関与します。
  • 挿管前に動揺歯と補綴装置を確認します。
  • 医科と歯科でリスク情報を共有します。

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