119C065|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科補綴学
歯科疾患実態調査の結果におけるある項目の推移を図に示す。 この項目に該当するのはどれか。1 つ選べ。

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正解: d
正答
d
この問題のポイント
図が示すのは、歯の保存率向上に伴って増加してきた20本以上の歯を有する者の割合です。
解説
歯科疾患実態調査では、現在歯数、齲蝕、歯周状態、補綴状況などの推移が把握されます。近年は高齢者で20歯以上を保持する者の割合が上昇しており、8020運動の成果をみる代表指標となります。
図問題では、縦軸が割合か本数か、対象年齢、調査年ごとの増減方向を確認します。
画像の確認
実画像の棒グラフは各年齢階級で1999年から2022年へ一貫して割合が上昇し、高齢群ほど低いが改善幅が大きい。これは残存歯数の増加を反映する「20本以上の歯を有する者の割合」の年次推移である。
選択肢の確認
a.齲歯の無い者の割合
誤り。
齲歯の無い者の割合は年齢層によって傾向が異なり、設問では、図の項目ではありません。
b.ブリッジ装着者の割合
誤り。
ブリッジ装着者の割合は補綴状況の指標ですが、本図に該当しません。
c.歯肉出血を有する者の割合
誤り。
歯肉出血を有する者の割合は歯周状態の指標ですが、図の正答項目ではありません。
d.20 本以上の歯を有する者の割合
正しい。
図は20本以上の歯を有する者の割合の推移を示しています。
e.4 mm 以上の歯周ポケットを有する者の割合
誤り。
4 mm以上の歯周ポケットを有する者の割合は歯周疾患指標で、本図の項目ではありません。
覚えるポイント
- 歯科疾患実態調査は歯数・齲蝕・歯周・補綴状況を把握します。
- 8020達成者の割合は高齢者で増加しています。
- 図では対象年齢と増減方向を先に確認します。