119C080|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
セツキシマブの標的分子はどれか。1 つ選べ。
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
セツキシマブは上皮成長因子受容体であるEGFRを標的とするモノクローナル抗体です。
解説
EGFRは細胞増殖や生存に関与する受容体型チロシンキナーゼです。セツキシマブはEGFRの細胞外領域へ結合してリガンド結合とシグナル伝達を阻害し、頭頸部扁平上皮癌や大腸癌などで用いられます。
副作用として皮膚障害、infusion reaction、低マグネシウム血症などに注意します。分子標的薬は薬剤名と標的分子を対応させます。
選択肢の確認
a.CD 20
誤り。
CD20を標的とする代表薬はリツキシマブです。
b.EGFR
正しい。
セツキシマブはEGFRに結合して増殖シグナルを阻害します。
c.HER 2
誤り。
HER2を標的とする代表薬はトラスツズマブです。
d.PD-1
誤り。
PD-1を標的とする代表薬にはニボルマブ、ペムブロリズマブなどがあります。
e.VEGF
誤り。
VEGFを標的とする代表薬はベバシズマブです。
覚えるポイント
- セツキシマブはEGFR阻害薬です。
- 頭頸部扁平上皮癌で用いられます。
- 分子標的薬は標的と代表的副作用をセットで覚えます。